読み耽り書き散らすのが理想の生活

ネット的世界の端っこで考えたことを書き留めているだけのブログ。

(補足)「騎士団長殺し」の他の感想を眺めてみて

いろいろ「騎士団長殺し」の感想を眺めてみまして、感想のなかに「エロい」「ロリコン」という意見があり、そういう感想がでることは理解できなくもないのですが、村上主義者の僕としては、多少の補足意見というか、村上春樹さんへのささやかな擁護をしたく…

「騎士団長殺し」の他の感想を眺めてみて

「騎士団長殺し」を読み終えて、いろいろと読書サイトを渉猟してみました。第3部がある派の方が他にいないか探してみたのですが、あんまりいらっしゃらないですね。マイノリティ。 でも数々の感想を眺めていて思ったのですが、皆さんばらばらの感想を書かれ…

終)騎士団長殺し (読書メモ&感想)

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 読み終えましたー。 これで終わり? でもまあまあ面白かった。物語的な設問が重なっていく第1部のほうがいわゆる読者をつかむ力というものは強いです。第2部は当然解決編のわけですけれど、引っ張ってこの解答か………

続)騎士団長殺し (読書途中での読書メモ)

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 第1部 読み終えました。物語的な設問というか、小さな謎が積み重なって続きが気になるので、続けて第2部に取り掛かりたいと思います。 騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹さん作品は比喩表現の連なりや…

騎士団長殺し

発売日に買っちゃいました。へへへ。 騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 土日で読もうっと。

夢は見たりて? (銀河英雄伝説)

「夢は見たりて? 子供には夢を見る 時間がとても多く必要なの」 「全然足りないよ」 突然ですが、今日購入して読んだ銀河英雄伝説(原作:田中芳樹 漫画:藤崎竜)の1巻から抜粋。 零落貴族の美しい姉アンネローゼが、まだ幼い弟ラインハルトを起こすシーン…

静岡県でげんこつハンバーグのさわやかに行って来ました

「やっぱり『さわやか』かなー」「ああ、『さわやか』ありますよ、この辺」 静岡は浜松市に行ったときに、「このあたりに美味しいお店はありますか」と地元のひとに聞いたときの返答です。 げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか それほど美味しいな…

ミスドの担々麺はけっこうおいしい。

ミスドの担々麺ってけっこうおいしいんですねぇ。 ミスドっていうのはもちろんあのチェーン店のドーナッツ屋さんですけど、ドーナッツ以外に飲茶・点心系の食事と麺類も提供しているんですよ。 たふたふは甘いものも好きだし、楽天ポイントを消費しなきゃい…

暗い思考は、人格を暗くする訓練になってしまうということ

暗いことを考えると、暗い思考の訓練になる じゃあ、どうしたらいい? でもさ、別にいいんじゃない? タイトルは、まえにギリシャ旅行をしたときの手記にぽろっと書いてあったこと。昔自分が書いたことながらほんとにそうだなぁと感心した。 暗いことを考え…

村上春樹への憧れとギリシャ紀行

京都生まれ。早稲田大学在学中の1974年から東京国分寺でジャズ喫茶を開店。夜間はジャズバーで開店資金は夫婦でアルバイトと借金をして貯めた500万円で、店を続けながら1975年に7年在学した早稲田大学文学部を卒業。1978年に神宮球場で天啓めいたものを受け…

長寿社会の問題点 <定命のもの(2)>

命には限りがあります。それが生命の定義のひとつであり、一方で悩みのタネであるのですが、しかし、現代において、現実として、我々の寿命はどんどん伸びています。 ご存知のように生活環境や栄養状態の向上、また医療技術の進歩により寿命はさらに伸びてい…

命に期限があるから輝ける <定命のもの(1)>

そういえば、インモータルズという映画がありました。 ギリシャ神話の神々が出てきて敵と戦う映画でした。まあ壮大そうな割には日本の予算の少ない特撮物を連想させる出来でしたが……さて。 インモータル(英語)は、イン・モータルと切ります。インは否定の…

爆買いの季節、ですね

来週から大体2週間、爆買いの季節ですね。 今年は春節(中国における正月)が1月28日ですから、前後1週間、合わせて2週間があちらの連休になるわけです。ですので観光客がどっと増えることになります。中国の観光会社も「かきいれどき」とばかりにこの時…

あの人とうまくいかない? それって認知特性が影響しているかもですね。

日常って、人と会話したり、相手に何かをしてあげたり、言われたことをやったりの連続ですよね。 話すこと、してあげること、言われたことをやること。要はアウトプットのことですが、このアウトプットが相手の期待と違っていることがあります。人によっては…

引いてから押す、引くから押せる。

たとえば、貴方が誰かに自分の主張を通したいとき。 まず相手の要望を受け入れ、そののちに自分の主張をすることで、主張が通る可能性がぐっとあがるでしょう。相手に協力的な姿勢を見せるだけでも違う。てっとり早く、自分は貴方に協力します! と宣言する…

フローとストックと

フローとストックという概念があります。会計なんかで使われる概念ですが。 ものすごく噛み砕いていくと、フローは「走り続けること」だし、 ストックは「振り返って立ち止まること」なんですよね。走るメロスと待つセリヌンティウスみたいなもんです。 走り…

つらいとき、「あえて」乗り越えない。という考え方。

羽生結弦選手が、「情熱大陸」に出演したときのこと(2016年4月)。 インタビューで、こんなやりとりがありました。 ――つらいときはどうやって乗り越える?「あー、もう乗り越えようとしないです。つらいものはつらい、認めちゃう。つらいからもうやりたくな…

深夜特急を読んで、シンガポールに行った時の話。

紀行記を読むのが好きです。 誰かの紀行記を読んで、それで遠くの国に行った気分に浸る。 そして、紀行記に刺激されて、実際に足を伸ばしてその国に行ってみる。 その土地をじかに確かめてみる。 筆者の一番好きな紀行本は、ベタですが、沢木耕太郎さんの『…

ただのサラリーマンから名将になることだってある。(箱根駅伝2017)

今年2017年の箱根駅伝、青山学院大学が見事 三連覇でした。素直にすごい。 (たふたふの母校は負けてしまいました。。。悪い成績ではないと評価していますけど) あの駅伝の伝統大会、箱根駅伝で3年連続の総合優勝すごいですね。 たふたふは普段あんまりスポ…

あけましておめでとうございます 2017

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。現在帰省している たふたふです。お正月、お餅食べますよね。お雑煮食べますよね。お雑煮は地域でいろいろ作り方があると聞いてますけど、お餅は焼くか煮るかしてお雑煮にいれてますよね。煮て…

2017年の目標。

今年もあと残り1時間を過ぎました。ちょっとフライングかも知れませんが、2017年の目標です。「好きなことを深化させる。」です。抽象的な目標ですね。笑具体的なことはまだ決めていないです。でも、好きなことが浅いってことは、人生が浅いってことなんだと…

やり抜くちからが欲しい。

やり抜く力の本を読んでいる。 養老孟司さんが、前にこんな内容のことを本の中で言っていた。 「アメリカというのは実にシンプルに考える国なんですよ。どのくらいシンプルかというと、世界は複雑だということが最近になってようやくわかってきて(カオス理…

在 北京。

今週末は仕事が長引いて日本に帰れなくなったよ。 涙 メリクリ! (やけっぱち)

「自分は不幸?」 とりあえず確定させたら?

上機嫌を技にする本を読んでいていいこと書いてあった。 乱暴にまとめてしまうと、「不幸は確定させてしまえ」ということだった。 自分はひょっとしたら不幸なんじゃないだろうか、とふとしたときに感じるものだと思う。世の中の幸不幸は主観的なものだけど…

カジノ法案が通ったと聞いてワクワクしてる

カジノ法案が成立した。 依存症とかの話は前に書いたから脇に置いておくとして、カジノができたときの産業波及効果をあれこれ妄想してみたい。 わざわざ特区を作るのだから、カジノ法案が目指すはミニラスベガス。 ラスベガスには行ったことはないが、映画や…

失敗や不幸にくよくよして不機嫌でいて、何かいいことがある?

上機嫌をスキル化するべきだと主張する本を読んでいる。 失敗や不幸にくよくよして不機嫌でいて、何かいいことがあるだろうか? 不幸そうにしていると誰かが助けてくらそうなものだが、残念ながら現実では逆だ。むしろ明るいひと、幸せそうなひとのところに…

うらめしいもの

午後23時に帰宅して、それから1週間の海外出張の荷造りをして、かつ次の日の朝は午前4時半に起きなければならないときの絶望感は異常。空っぽのスーツケースがうらめしい。

良書を見逃すことは、人生を逃すことと同じ

17世紀、フランシス・ベーコンという人が、本についてこんなことを言ったらしい。 「味わいつつ食べるべき本もあれば、手っ取り早く呑み込んでしまえば十分というほんもある。そして、少数ながら、くちゃくちゃよく噛んで、ちゃんと消化すべき本もある」 わ…

質と量、どちらがより大事でしょうか?

どちらかといえば、質より量が大事だ。 会社からの帰り道を歩いていて、ふとそんなことを思った。 アウトプットは品質かける量で求められる。 品質がゼロだったら、量をいくらかけてもアウトプットはゼロ。 じゃあ、この品質をどうやって高めるのか。 それは…

優秀だと言われる人に共通して当てはまること

優秀だと言われる人に共通して当てはまることがある。 そのひとつ。優秀な人は利他的だ、ということだ。 どういうことか。 世の中にいろいろな仕事があるが、仕事はどれもこれも目的があって行われる。その多くが独りでは完結できず、分業して行われるように…