サウジアラビア中央銀行とリップルが契約締結
2月15日のニュースですが。
サウジアラビアの中央銀行は、国の銀行がブロックチェーンソフトウェアを使って支払いを決済できるよう、米リップルとの契約を結んだとのこと。
このパイロットプログラムは、サウジアラビアの銀行がRippleのソフトウェアを使用して国内外に出ている支払いを即座に決済することを可能にするためのものだそうです。
More on our pilot with @SAMA_GOV and its potential impact on #blockchain adoption in the region https://t.co/bOyHa7TfZH
— Ripple (@Ripple) 2018年2月15日
リップルネットワークだけを使うのか、仮想通貨としてのリップルも使うのかまではちょっと調べきれていないですが、期待できそうなプログラムですね。まだパイロットプログラムの契約なので、うまくいくと良いですね。
リップル(Ripple)は仮想通貨のなかでも国際送金に特化しているのと、半非中央集権型というポジションが良いんでしょう。
そしてリップルは「ブリッジ通貨」と呼ばれる特性を強く備えています。すごく簡単に言えば、ドルと円を、あるいは円とディナールをつなぐための「橋渡し的な存在」な存在になれるということです。
通常の為替両替を加えた海外送金は、いくつもの銀行や送金業者が古いシステムを使うため、速度も手数料も信頼性も、21世紀の商取引には見合わない古ぼけたものとして評価されるようになっています。リップルがそれをきっと覆すことができると、わたしは期待しています。
提携先が増えれば増えるほど、ブリッジのつなぎ先が増えていくということ。リップルのプロジェクトは、どんどん形になってきているのを感じます。もちろん、リップルのブリッジ通貨化のプロジェクト が成功すれば、需給バランスの働きによって、リップル自体の価格もあがりますよっ。
しかしまさかリップルがオイルマネーを捕まえるとは、驚きです。
喩えるなら、「サッカー選手と結婚女子アナ」目指して、地下アイドルやっていた女の子が、気がついたら石油王と結婚していた感じですかね…。知らんですけど。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございました。