この世はしょせん夢芝居

ネット的世界の端っこで考えたことを書き留めているだけのブログ。

確定申告に行ってきました

確定申告に行ってきました。

 

初めてだったので少し緊張しました。事前の準備も大変でしたが、そのせいか実際に行ってみたらさっくりと終わって、試験明けのような解放感。

 

生まれてはじめての確定申告。体験記。

 

税務署にお邪魔するのは初めてだったのですが、総合庁舎のためか近代的で綺麗な他建物。

中に入り、「確定申告はこちら」というでかい看板に従って歩くと、出国審査のときのような長い行列がありました。それに素直に並ぶと、脇には連日の激務での疲労を隠しきれない税務署員の男性。「そうか、確定申告の期間というのは、税務署員にとっては『祭り』のようなビッグイベントなんだ」と初めて知ることができました。

 

自分の番が来ると、件の男性から、今日はどんな申告ですか、と聞かれるので、雑所得(仮想通貨取引益は雑所得)の申告です、と答えます。すると、これ、わたしはすごく不思議な言葉にだったんですが、

「パソコンは使えますか」

と聞かれました。

(確定申告でパソコンを使うならWebにキー入力するぐらい。どんな人でもできると思うけど、この人はいったい何を確認したいんだろう)とまあ後から振り返るとそういう疑問だったのですが、そのときはすぐにわからず、

えっ? と思わず聞き返すと、

「まあ大丈夫そうですね。わからないところは聞きながらやればいいから、これ」

とクリアホルダーに入った書類を渡されました。自分の疑問を質問する時間は見事にスルーされました。まあスルーで正解でしたけれど。書類には番号が書いてあり、申告の待ち順番がこれでわかる仕組みのようです。

行列に続いて部屋に入ると、そこが待合室になっていました。50人ほどの人が入れるスペースで、番号を呼ばれた人から出ていきます。

周囲を見渡すと、若い人もいないわけじゃないけど、おじいさんおばあさんみたいな人が多い。確定申告は、きっと個人事業主の人が主な対象なのでしょう。

その部屋で30分ほど待たされ、番号を呼ばれたら次の部屋へ。次の部屋では立って使う長机があり、そこに衝立とパソコンが並んでいました。その長机が何個もあり、部屋の奥まで列が続く。ぱっと見で、60台くらい。

パソコンはE-Taxの画面につながっており、そこから納税者各自が納めるべき税金、あるいは控除を受けられる金額を入力する仕組みのようです。画面は、ざっくり言うとユーザー登録、収益、控除額、税金額の順に進んで行きます。

入力している間、税務署職員さんがあたりをうろうろしているので、わからないことがあれば、手を挙げて質問すれば、丁寧に答えてくれます。疑問点はさらっと答えてくれたので、助かりましたね。

雑所得の内訳を書いた紙を印刷して持って行きましたが、その数字について深く突っ込まれることはわたしはなかったです。額もそんなに多くないですからね……。入力が終わったら、税務署職員さんのチェックを受け、印刷された納税者番号が書かれた書類を受け取って終わり。

待ち時間を入れて、1時間半程度で無事に終わりました。

でも長いと4時間ぐらいかかることもあるそうですから、早めに行くのがベターですね。

 

必要なものをまとめてみた。

 

仮想通貨取引益の確定申告に持っていったものをまとめてみますよ。(あくまで個人の事例です)

 

1)事前準備① 仮想通貨取引益をどうやって計算するかという勉強

2)事前準備② 実際の計算

3)知識 仮想通貨取引益は雑所得

4)雑所得の内訳が書かれた紙(簡単なものでOK)

5)源泉徴収票(サラリーマンの場合)

6)マスク

おまけ (印鑑)

 

必要なもの解説

 

1)と2)は、ネットを使って基準を確かめ(体験談がたくさんあります)、エクセルを使って手計算しました。

あと、3)、確定申告をしたことがなくて、確定申告の仕組み自体にうとかったので、ムック本を購入して流し読みで見当をつけました。「雑所得って何?」という感じです。わたしの場合は次の本を使いました。自分ですらすらできる確定申告の書き方平成30年3月15日締切分

ただのムック本の知識で大丈夫かなと不安でしたが、結果から言えば、充分でしたね。 申告用紙の記入の仕方でわかりにくいところは、税務署職員さんが教えてくれます。

 

 4)の内訳が書かれた紙は、BTC取引差損益 XXX、ETH取引差損益 ▲XXX、トータル差損益XXXと表にした程度の紙です。もちろんその結果に至るまではエクセルのシートを何枚も作りましたが、そこまでは印刷して持っていきませんでした。

確定申告の1ヶ月間は税務署職員さんも鬼のように忙しいはずですし、ちゃんと申告してるよー怪しくないよーという雰囲気があれば、深くつっこまれることなく、大丈夫なんじゃないでしょうかね……。もちろん額が大きければ別なんでしょうけれど。いや、差益額は合ってますよ! そのはず! 計算はあんまり得意じゃないですけど、故意のごまかしはないですよ。

 

5)の源泉徴収票は毎年1月を過ぎると前年のものが出てきますので、サラリーマンの方は各自会社から入手しましょう。わたしの場合はイントラネットからダウンロード&印刷できるので、お昼休みにこっそりやってました。いやこっそりする必要もないんですけどね。

給与所得+雑所得の合計額から累進で税率が決まるので、源泉徴収票が必要なわけですね。控除額も書いてありますから、源泉徴収票は必須です。

 

あと必須だと思ったのは6)のマスクです! 2−3月ということもあって、風邪とインフルエンザの季節です。しかもそこへ雑多なバックグラウンドを持っている大量の人が集まり、部屋にぎゅうぎゅうに詰め込まれるわけですから、感染予防には充分な注意が必要です。

本当は朝一番に行くのが正解なんでしょうね。わたしは昼過ぎでしたが…。人が少ない時間帯を狙うのはいろいろな意味で大事。

あと、ウェブで認印が必要だという情報を見かけたので持っていきましたが、わたしは使いませんでした。ただ書類に押印欄はあったので、場合によって押印が求められるのかも知れません。

 

初申告を終えての感想。

 

やっぱり確定申告は一種の「お祭り」なんだなという感じです。でかい誘導看板は出る、臨時駐車場できる、駐車場入り待ちの車列ができると大賑わいです。確定申告をする人ってこんなにいるんですね…。テキ屋が出ても不思議じゃないです。わいわいといろんな人が集まるなか、あまりの忙しさに殺気立ってる税務署職員さんもいるので、注意はいる感じです。納税者側も海千山千っぽいおじいさんが多いので、一筋縄ではいかなそうな人もたくさんいました。税務署の廊下では、海千山千みたいなおじいさんが声高に詰め寄るのを、税務署職員さんがいなしている場面も見ました。

おじいさんの話はいろいろと飛んでいましたが、趣旨は「納税方法が複雑でわかりにくい」ということ。気持ちはわかりますが、ここでそんなことを言ってもねぇ…という感じです。税務署職員の方も慣れているのでしょう、努めて冷静に、根気強く対応していました。

事前の準備をしっかりして、当日なるべくスムーズに申告できるようにすることが一番大切です。社会人の方なら、お互いが対等だというビジネスモードで臨めば問題ないはず。納税作業に変な消費者意識を持ち込むと、きっと話がこじれます。こじれれば税務署から目をつけられるので、良いことないですよね。だから準備大事。これホント。

なお、確定申告に慣れてくれば、カードリーダーなどのガジェットを追加することでE-TAXを使い自宅で申告できるようにもなるようです。まあこの先、仮想通貨取引で儲けることもそうそうないような気もしていますが、知識として持っていても良いかも知れません。

 

 

 

 

 

 

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございました。

申告期限は3月15日までだそうですのでお早めに。