読み耽り書き散らすのが理想の生活

ネット的世界の端っこで考えたことを書き留めているだけのブログ。

チャレンジからどこで撤退するか

いきなりで恐縮ですけど。

 

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資格とかアフィリの売上とかサイトのPVとか、目標を立ててそれに向かって、なにかのチャレンジをしていることがあると思います。 

うまいこと達成できればいいんですけど、もしも武運つたなく目標が達成できなかったとき。どこで辞めるのかっていうのは結構難しい問題ですよね。

心が折れてしまったり、モチベーションが保てなかったり。自分以外の要因だったら、パートナーや周囲の人からの風当たりがきつくなったり。あるいは、生活費が尽きたりとか・・・。

ざっくりと自分の要因、周囲の要因、状況的な制約といろいろあります。

ここまで頑張ってきたのに諦めるなんてとんでもない・・・、という考え方もあると思います。

実際のところは要素がいろいろあってケースバイケースだっていうのが正しいんでしょうけれど、けれど、そういう切羽詰まったときに、「どういう考え方で臨めばいいか」をさっくりお話したいと思います。

 

相場で言ったら損切りの場面

 

仮想通貨でも株式でも、当たり前ですが相場モノは予想が外れることがあります。

もちろん買うときは予想があたると思って買うのですが、でも皆さん予想が当たっていたらみんな億万長者ですよね。だから、予想は外れることがある。これは避けられません。

問題は、外れたときにどうするか、ということです。たとえば、あがると思って購入した仮想通貨が下がり続けている。

急いで売る。しばらく様子を見てから売る。ずっと持っている。行動の選択肢はそう多くありません。どれが正しいでしょうか。

実はこれ、行動の根拠を、相場が下がったときに置くと、答えは出ないんです。

行動の根拠の大半は、その銘柄を買ったときに置いておくべきなんです。

 

そもそも銘柄を選んだとき、どんな作戦だったか思い出そう

 

銘柄を買った時に、短期取引のつもりで買ったのか、それとも長期取引のつもりで買ったのかを思い出します。

短期取引だったら、直近であがると予想していたわけですから、売る=損切りするのは正しい判断の可能性が高そうです。早めに売れば多くのお金が戻ってくるので、反省して、別の銘柄で取り返せるでしょう。

長期取引だったら、価格が下方変動することもある程度、予想の中に織り込んでいるでしょう。それが直近か中期レベルかの時期だけの話です。貴方は長期でもっと大きな利益を狙っているはずですから、ちょっと下げたぐらいで損切りするのは、判断が間違っていると言えそうです。気の迷いですね。

 

撤退ポイントをあらかじめいくつか想定しておく 

 

相場にかぎらず、計画を立ててチャレンジ進めていくとき、まず勝ち筋を想定します。

そして勝ち筋とは別に、いくつかシナリオが想定できると思います。その中で「こうなったら終わりだな」というバッドエンドシナリオも想定します。

簡単な例を考えてみましょう。

「アフィリサイトを運営だけで生きていくチャレンジをすることに決めた。貯金450万円スタート。生活費は切り詰めて年間200万円」という例です。

まず、チャレンジリミットが自然と2年になりそうですよね。

2年経って芽がでなければ、貯金から2年分の生活費を引いて残り50万円。バイトを探す期間もいるので、貯金額50万円(例題だと3ヶ月生活できる資金が残るポイント)が撤退するポイントになるでしょう。

あるいは、2年目終了の時点で累計150万円稼げていたとすれば、年間生活費と同じ200万円の貯金がある計算になります。アフィリサイトを継続すればもうちょっと稼げそうですから、少なくとももう1年、バイトなしでチャレンジを延長できそうです。

 

 計画を基準にして、鳥瞰的に捉える

 

あまり綿密に作戦を立ててもその通りに行かないものですが、それでもざっくりとしたものは必要です。

あまりに行き当たりばったりだと、バッドケースが発生したときに、それが撤退すべき重要な分岐なのか、それともただのノイズなのか、あるいはどうしても超えなければならない大きい試練なのか、見分けがつきません。

チャレンジを長く続けていればいるほど、目の前のことにとらわれてしまいがちです。そんなとき、最初の計画に戻って、計画を基準に視点を鳥瞰的にすると、自分が今どこにいて、何をしなければならないか、意外に見えてくるものです。

 

 

 

 

 

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございました。

チャレンジしている人には頑張って欲しいけれども、ただ頑張れっていうのも無責任なんで書いてみました。