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この世は所詮 夢芝居

食べ物。日常。本。エッセイ。海外旅行。そんな感じ。ゆるふわなチラ裏を目指したい。

なぜ ポケモンGO が責められるのか考えてみた

エッセー

スマホをいじりながらの運転が原因とされる事故が数多く報道されている。残念で痛ましいことだと思う。

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スマホをいじりながらの脇見運転は違法だ。カーナビなどの車両搭載の電子機器もメーカー純正品は運転中は操作できない仕様になっている。スマホをいじりながらの、いわゆる「ながら運転」は禁止されているのだから、さらに一歩進んで、この行為を厳罰化すれば事故抑制の早道だと思う。

 

具体的には「ながら運転」による事故には、危険運転致死傷罪を適用すればいい。

 

つまりは、飲酒運転と同等の扱いにすればいいのだ。感覚的には、飲酒運転よりも、「ながら運転」の方が違法性が高いと思う。「ながら運転」が不可抗力で行われる可能性はほぼ無い。大概、その人の意志でやっているはずだ。「ながら運転」厳罰化を!

 

 

とまあ、「ながら運転」については上述のように考えるのだが、どうも解せないのが、報道されるときに、「ポケモンGO」が槍玉に上がることだ。

 

ポケモンGOスマホで見るアプリのひとつであって、事故の直接の原因は運転中にスマホをいじっていたことである。批判するなら「ながら運転」それ自体であって、ニュースの構成としては、わざわざ特定のアプリを名指しで批判する必要はないと私には思える。

 

そこで、どうして「ながら運転」の事故が「ポケモンGO」事故に置き換わってしまうのか、考えてみた。

 

①実際に運転者がポケモンGOをやっていたから

実際にポケGOをやっていたなら、報道されても不思議じゃない。ニュースには事実が報道されるべきなのだから。しかし、もし運転者が、スマホはてなブログを見ていた場合、はてなブログの名前が出るだろうかと考えてみてもらいたい。答えはおそらくノーだ。「スマートフォンを操作中に事故」あるいは「スマートフォンでインターネット閲覧中に事故」等と表記されるはずだ。

 

ポケモンGOが流行りすぎていて、実際に影響・危険度が大きいと考えるから

これは可能性としてあり得ると思う。世界的に見ると、アクティブユーザーのピーク値が4500万人、今はピークアウトしたと言えども、2016年10月時点で3000万人を誇るビッグタイトルである。新規ダウンロード件数は他のアプリと同じ程度に収まったらしいが、これは新規加入の水準が落ちたというだけで、依然としてユーザーは多いと見るべきなのだろう。

 

③「全ての悪の元凶はマンガ」的な、あるいは PTA的なアレ

子供に人気のあるものは、何故か叩かれる運命にある。私はファミコン世代なのだが、子供の頃はファミコンをすると頭が悪くなるとか、目が悪くなる(これはまあ当たっている)とか、不良になるとか、今となってはよく分からない理由で周りの大人たちから批判されていた。保護者の心理からすると、子供が触れるもので悪影響があるものは排除したくなる。ポケモンGO叩きにもそういう側面があるのではないだろうか。

 

まとめると、特に②③から、ポケモンGOを危険視する層があることがわかる。もしそれが保護者を中心とする層だとすれば、ニュースの購買層とも重なる部分は大きそうだ。そうなれば、ニュースの発信者も市場原理からポケモンGOを危険視するニュースを流すよね。ああそうか、なるほどねー。

 

ニュースの報道の仕方は、直接の事故抑制対策としてはずれているけれども、子供を守るという観点からすると理にかなったものだというお話でした。(最初思っていたのと違う結論になりました)