この世はしょせん夢芝居

考えたことをエッセイに書いてます。本の紹介もしています。目指しているのは「ゆるふわなチラ裏」。

エッセー_本

無限の情報と「アテンション」の価値

いつものことながら、突然ですが。 市場というモノは、交換するための場所です。交換するものとされるもの、ふたつがそろって市場は機能します。 たとえばある村人は野菜を差し出し、肉が欲しいとする。一方で猟師は肉を差し出し、野菜が欲しいとする。 もし…

【月の満ち欠け】

佐藤正午さんが「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞されました! 昔からこの方の文章は好きなんですよ。なんだかしっとりとした手触りがあって、しかも艶があるんです。文章の評価の仕方としておかしいのかも知れませんが、でもそういう感じです。 でも佐…

【未来の年表 人口減少日本でこれから起きること】

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)を購入し、ちょうどいま読んでいるところなのですが……。この本はこれからの社会人・学生を問わず、必読の参考書のような気がしています。 というのも、未来の予言の書としてとても役立つと思う…

日常からの距離

旅に出たくなるときがあります。 普段仕事をしているとき。 家に帰ってきてワイシャツのボタンを緩めるとき。 なんかやたらと天気が良かったとき。 人生やってられないことばかりだと思うとき。 でも旅に出て何かしたいのかと言われれば、そうじゃないときの…

学ぶちから = 試すちから

学ぶっていうと、どうしてもこんな風に思ってしまうんですよね。 「学校に行って、机に座って、ペンを動かしてノートを取る」 でも、社会に出ると、学ぶってこういうことじゃないってことがわかってくるんですよね。同じ情報を得ても、使いどころでライバル…

「人生の勝算」はやっぱりアツい本でした。

たとえば…… ・人の三倍の密度の人生を突っ走りたいけど、どうしたらいいかわからない人 ・適度に成功しているけれど、次のステージでどうしたらいいか見えていない人 ・なんか人生に手応えを感じていない人 ・希望に燃える学生さん ・何か自分の夢を追ってい…

読書の質をあげる方法

読書といえばインプットの代表みたいなものですけれど、ただ漫然と本を読んでも意味がありません。読んだんだけど読んだ内容はほとんど頭に残っていない…なんてことないでしょうか。 本を読む前と読んだあとで、自分のどこか一部分が変わってしまっているの…

競争相手とルールが大きく変わろうとしている「ガラガラポンの時代」

トヨタ自動車の株主総会が先週14日にあったそうです。 総会で豊田社長は「予測できない時代。前例踏襲ではなく、スピードと前例無視で行動していく」と述べました。自動車業界には、自動運転・コネクティッド(つながる車)・シェアリング・EV(電気自動車)…

みみずくは黄昏に飛びたつ(騎士団長殺し考察)

先月に発売された、芥川賞作家の川上未映子さんによる村上春樹さんへのインタビュー本「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読みました。インタビュー期間は初回が2015年で、そこからしばらく期間が空き、2017年の1月下旬から2月にかけて3回立て続けに…

欧米の大学生たちが教養としてもっているもの

少数の正義の味方たちが、大兵力で押し寄せる大帝国の悪いヤツらをばったばったとなぎたおす・・・少年マンガの王道展開です。こんなストーリーのマンガや映画、ひとつやふたつ、皆さんの頭の中にぱっと例が浮かぶのではないでしょうか。 この胸熱の王道スト…

共犯者な家族

さる作家さんのエッセイで読んだのですけれど、イタリアでは恋人となる理想の女性像は、「共犯者」のような人。だそうです。 お人形のように可愛いだけの女の子では物足りないらしく、知的な会話ができて、ときに一緒にバカをやってくれる大人の女性、そして…

「ほぼ日」上場 糸井重里さんとシェアするもの

株式取引は美人投票と同じだと言われます。 これは結構皮肉な意味合いがあって、取引参加者は自分が美人だと思う人、に投票するんじゃないそうです。周囲をよく見て、皆が美人だと思いそうな人、つまり票が集まりやすそうな人に投票するんだそうです。株式取…

自分が死んだらKindleのライブラリはどうなるのか?

僕はいわゆる電子書籍派でして。頻繁に電子書籍を購入してはアイフォンのKindleアプリで空き時間に読書を楽しんでます。たしか2013年夏からKindleを使い始めたと記憶しているんですけど、このKindleの電子書籍冊数が、この2017年3月に800冊を超えました。現…

(補足)「騎士団長殺し」の他の感想を眺めてみて

いろいろ「騎士団長殺し」の感想を眺めてみまして、感想のなかに「エロい」「ロリコン」という意見があり、そういう感想がでることは理解できなくもないのですが、村上主義者の僕としては、多少の補足意見というか、村上春樹さんへのささやかな擁護をしたく…

「騎士団長殺し」の他の感想を眺めてみて

「騎士団長殺し」を読み終えて、いろいろと読書サイトを渉猟してみました。第3部がある派の方が他にいないか探してみたのですが、あんまりいらっしゃらないですね。マイノリティ。 でも数々の感想を眺めていて思ったのですが、皆さんばらばらの感想を書かれ…

夢は見たりて? (銀河英雄伝説)

「夢は見たりて? 子供には夢を見る 時間がとても多く必要なの」 「全然足りないよ」 突然ですが、今日購入して読んだ銀河英雄伝説(原作:田中芳樹 漫画:藤崎竜)の1巻から抜粋。 零落貴族の美しい姉アンネローゼが、まだ幼い弟ラインハルトを起こすシーン…

ギリシャ紀行と村上春樹氏への憧れ

京都生まれ。早稲田大学在学中の1974年から東京国分寺でジャズ喫茶を開店。夜間はジャズバーで開店資金は夫婦でアルバイトと借金をして貯めた500万円で、店を続けながら1975年に7年在学した早稲田大学文学部を卒業。1978年に神宮球場で天啓めいたものを受け…

「直虎? 誰それ?」 そう思っていた時期がありました。

柴咲コウは知っているが、井伊直虎なる人物は知らない。 www.nhk.or.jp 記憶はかなり怪しくなってきたけれど、自分はそれなりに歴史に詳しい方だと思っているのに、今年の大河ドラマの主人公、直虎という人物に聞き覚えがありません。 女城主。珍しい肩書き…

本に酔って寒さをしのぐ

村上春樹という作家は、好き嫌いがあるとよく言われますけれど、少なくとも、人を酒を使わずに、文章で酔わせることができる作家と言えます。 寒波が来て凍えるこんな日ですから、こたつに潜って、村上春樹に酔って寒さをしのぐのもいいんじゃないでしょうか…

あの人とうまくいかない? それって認知特性が影響しているかもですね。

日常って、人と会話したり、相手に何かをしてあげたり、言われたことをやったりの連続ですよね。 話すこと、してあげること、言われたことをやること。要はアウトプットのことですが、このアウトプットが相手の期待と違っていることがあります。人によっては…

どうやって「リテラシー」を身につけています?

ちょっと前のことなんですけど。 リンクは貼りませんが、ネットのニュース記事で学生を対象にしたリテラシー調査の結果が出ていました。 いわく、「◯◯の水を飲むと病気にならなくなり健康になる、これは正しいと思うか?という問いに対し、学生の回答でYesが…

つらいときは、乗り越えない。という考え方。

羽生結弦選手が、あの情熱大陸に出演したときのこと(2016年4月)。 インタビューで、こんなやりとりがありました。 ――つらいときはどうやって乗り越える?「あー、もう乗り越えようとしないです。つらいものはつらい、認めちゃう。つらいからもうやりたくな…

ただのサラリーマンから名将になることだってある。(箱根駅伝2017)

今年2017年の箱根駅伝、青山学院大学が見事 三連覇でした。素直にすごい。 (たふたふの母校は負けてしまいました。。。悪い成績ではないと評価していますけど) あの駅伝の伝統大会、箱根駅伝で3年連続の総合優勝すごいですね。 たふたふは普段あんまりスポ…

やり抜くちからが欲しい。

やり抜く力の本を読んでいる。 養老孟司さんが、前にこんな内容のことを本の中で言っていた。 「アメリカというのは実にシンプルに考える国なんですよ。どのくらいシンプルかというと、世界は複雑だということが最近になってようやくわかってきて(カオス理…